車両の座席


車内の座席配置も列車種別、地域によってさまざまです。
ここでは代表的なものを掲載します。

ロングシート

ごく一般的な通勤形の座席配置です。
線路方向に並行に配置されていて、車端の部分が3人掛けで、扉間が7人掛け
になっています(4扉の場合)。一人でも多く座れるようにシートの色を分けてあったり、
バケットタイプに変更している車両もあります。


セミクロスシート

近郊形車両の座席配置です。扉付近に2人掛けのロング(?)シート、中央部に
クロス(ボックス)シートを配置した車両。
113系・115系がこの座席配置です。最近では新型車両や、従来の車両を改造し、
転換クロスシートに変更した車両が登場して、この座席配置の車両が少なくなりました。


転換クロスシート

最近(といってもだいぶ前)に登場した
近郊形車両の座席配置です。
線路方向に直角に座席が配置され、
扉付近の座席以外は、背もたれを前後させる事によって向きを変えることが出来ます。近郊形で
最初に採用されたのは117系だったと思います。117系は2扉でしたが後継の221系、
223系の3扉でも車内機器設備の配置変更により、座席数を117系同様に確保しています。
車端部の1ボックス分のスペースでトイレを設置している車両もあります。
223系では扉付近の背ずりに閑散時にのみ使用できる補助席もあります。


クロスシート

現在ではかなり少なくなった、ボックスシートが並んだ座席配置です。両端にある乗降口部分と客室とはデッキで仕切られ
ています。国鉄時代では急行列車に使用され、旧型客車や12系客車、キハ58系などがこの配置で、
急行列車が削減された後、地方の普通列車にも使用されていました。その後、改造により客室の一部を
ロングシート化された車両も登場、純粋にクロスシートだけの車両はほとんど見かけなくなりました。
各ボックスには窓の下に小さなテーブルが設置、テーブルには「栓抜き」も付いていました。
「旅」といえばこの座席配置を思い出します。「青春18きっぷ」で旅行をしていてこの車両に当たると
なぜかニンマリしてしまいます。・・・座れなかったら最悪ですが・・・


回転リクライニングシート

一般的な特急列車の座席配置です。背もたれはリクライニング、座席の向きは進行方向に並んでいます。最近では
座席数を減らし、シートピッチを拡大している車両もあります。各座席は背もたれを「一度前に起こす」
「座席下のペダルを踏む」事によって回転させます。車両によっては終着駅到着後、電動で一斉に
向きが変わる車両もあります。途中の駅で進行方向が変わる列車では、乗客が各自、向きを変える
光景が見られます。途中で座席の向きを変える時は、前の網袋に物を入れていないか注意しましょう。
本などを入れたまま向きを変えてしまうと、一瞬で本が目の前から消えてしまいます。




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