撮影記 千種川編


タイトルの「千種川」の前に・・・今日の午前中は、新規の場所からの撮影。
お昼頃までずっと同じアングルで撮影しましたので、
頻繁にやって来る列車はできるだけ
「屋根」がきれいな列車をUPしています。



N700系 
2007年に営業運転が開始されてからまだ、2年しか経っていませんが、
すでに40編成以上が本線で活躍、いまや東海道・山陽の主力となっています。
新幹線初の車体傾斜装置を搭載し、東海道区間で多数存在している
半径2500メートルの曲線を減速せずに通過、駅出発時や到着時の
加減速性能も向上し、所要時間の短縮を実現しています。
今後も増備され、最終的には96編成ほど揃え、すべての「のぞみ」を置き換える予定で、
その頃には全体的に東京−新大阪間の「のぞみ」が2時間25分で運転されると思われ、
性能的にもまだまだ余力を残している、というところでしょうか。
東海所有のN700系がZ編成・西日本のN700系がN編成。



700系 
東海道・山陽新幹線の現在の標準車両です。1999年の登場から10年しか経っていませんが
N700系が登場し、「のぞみ」中心の運用から「ひかり」「こだま」運用にシフトしつつあります。
特に、博多直通の「のぞみ」の大半が早くもN700系に投入された為、岡山以西では
見る機会が少なくなったのではないでしょうか・・・。設計の段階で既存の300系と
座席数などの共通化が図られていたので、車両の変更が容易なのも特徴です。
写真は東海所有のC編成。



700系 
こちらは西日本所有のB編成。C編成との見分け方はなんといっても、
運転席後方側面、「JR 700」のロゴですね。新幹線を撮影していて
700系B編成だとちょっと嬉しくなるのは私だけ(?)では、ないはず(笑)。
客室内の内装の色や行先方向幕がLED表示など、C編成とは細かい部分で
異なる部分が見受けられます。
N700系が増備され、700系「のぞみ」を置き換えるとN700系のところで
書きましたが、その後のB編成はどうなるのか・・・少し気になります。



300系 
国鉄民営化後に登場した初の新幹線車両。東京−新大阪間を2時間半で結び、
「のぞみ」の愛称を最初に与えられた車両です。当時は名古屋・京都を通過する
列車もあり話題になりました。営業に就いてからもパンタグラフをシングルアームに
変更したり、乗り心地向上の為に改造をしたりして現在に至っています。
N700系が増備されるにつれ、製造の早い編成から本線を離脱、現時点で
約20編成が廃車、いよいよカウントダウンがはじまった形式でもあります。
東海所有がJ編成、西日本がF編成。



500系 
営業運転で日本初の300キロを実現した500系新幹線。丸みのある断面、
空気抵抗を極限まで抑えた約15メートルのロングノーズ、戦闘機のような
コックピット・・・多くの人々が気軽に利用できる交通の乗り物として、当時としては
斬新なデザインで、鉄道として、いろいろな意味での「可能性」が見えた車両です。
見た目とは裏腹に客室内の居住性も確保され、運転席も広いとはいえませんが、
あの車両デザインでよくここまで・・というくらいのスペースを確保されており、
設計の苦労がうかがえます。車両製造費が量産レベルではなかったので結局9編成に
とどまりましたが、N700系の「のぞみ」運用が増え、運転本数が2往復に
減った今でも高い人気があります。現在は9編成のうち、W2〜W6編成が
8両編成に短縮され、V2〜V6編成として山陽区間の「こだま」として運転。
残るW1・W7〜W9編成もW1を除いて短編成化される予定です。



700系7000番代 
0系で運転していた「ウエストひかり」の置き換えで登場した形式。登場当時に
主力形式だった700系を元に8両編成化・・・しただけではなく、モノクラスながらも
指定席は2&2シート、8号車の先頭寄りに4人用個室、4号車は車内放送をカットする
サイレンスカーなど、一つの列車に様々な工夫が凝らされています。
走りの方も700系よりも歯車比も小さくして加減速性能を高め、主要駅をこまめに
停車しながらも、「のぞみ」に追いつかれないダイヤ設定を維持しています。
九州新幹線全線開業後は500系V編成と同様に「こだま」に転用される予定で、
キビキビと走る姿を見られるのは今のうち・・です。編成記号はE。



100系 
民営化後20年以上経った今、山陽新幹線内で唯一残る国鉄形式。当時は
「NEW SHINKANSEN」と呼ばれ、中間に2階建て車両が連結され
0系と比べて内装も豪華な作りが特徴でした。東海道では300系や700系の登場で
2003年9月に引退、山陽区間では4・6両に短編成化され「こだま」として
運転しています。九州新幹線が全通後は500系・700系7000番代が
「こだま」に転用されるので、100系はその時まで・・・と考えられます。
東海道の300系同様、100系も最後の時が近づいてきました。
編成記号は6両編成がK、4両編成がP



N700系7000番代 
2011年春の九州新幹線全線開業に向けて、現在試験運転されている編成。
N700系の車体傾斜装置は搭載されていませんが、九州内の急勾配区間に
対応する為、全車電動車となり、700系の8両編成と比べて出力が1.5倍に
なっています。あと、桜島の火山灰対策として台車の防塵性を高めているとか。
西日本が19編成、九州が10編成投入する予定です。
車体の色は「白藍色」で青みがかった色。明るい所では白く見えますが、暗い所では
青く見えます。写真を撮ると露出によってその影響がモロに出てくるのが今の私の悩み・・・。
鉄道雑誌でもいろんな色で写ってます。さて先日、愛称が「さくら」に決定しました。
どうするのでしょうか・・・楽しみです。編成記号はS。S1の時だけ曇ってしまいました。



923形 
東海道・山陽新幹線の電気軌道総合試験車。「ドクターイエロー」。
約10日に一度、東京−博多間を一往復して線路の幅のズレや架線の具合を
時速270キロで走行しながら測定、夜間の保守作業のデータを集めています。
レール幅のズレが規定よりも大きい時は「ドクターイエロー」が走行した後の
続行の列車はすべて減速運転する事もあるようで、もちろん即日夜間緊急工事との事。
でも今まで撮影してて、そういう場面に遭遇した事がないので、測定・保守の技術は
かなりのものかと・・・。逆に「ドクターイエロー」が1ヶ月以上走らないと
高速での営業運転の維持が出来ないともいわれ、今の新幹線には無くてはならない存在ですが、
九州新幹線では簡易的な測定が出来る装置を営業列車に搭載し、営業しながら測定しており、
東海道では「ドクターイエロー」以上の走りをするN700系が増えてきているので、
今後、新幹線の測定の方法によってはどうなるか・・・?、が少し気になります。
東海がT4、西日本がT5。



ちょっとした新幹線カタログでした・・・。
意外と種類が多いですね。

撮影している途中、この日、西に遠征しているnamasuteさんと合流し、
T5編成を撮った後、千種川へS1の「返し」を撮りに向かいます。



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