国鉄初の交流特急型車両、781系。北海道の厳冬期にも耐えうる車両として登場しました。
雪が付着しにくいように先頭車前面は485系と比べて丸みをおびたデザイン、運転台の上の
2灯のヘッドライト、フロントガラス上のデフレクター(登場時は設置されていませんでした)が
大きな特徴です。6両編成8本が製作され、国鉄末期に運転本数を増やす為、一部の中間車両に
運転台設置改造が行われ、4両編成12本に変更されました。以後、しばらくはこの状態で
札幌都市圏で活躍していましたが、2003年に4両編成2本から捻出した6両編成1本を
大幅な塗装変更、青函トンネル通過用のATC-Lを搭載し、「ドラえもん海底列車」として
運転を開始しました。「ドラえもん海底列車」は北海道新幹線のため、吉岡海底駅の公開が
終了する際に運転終了しその後廃車、同系列では初の廃車となりました。
そして2007年9月、新系列の789系1000番代「スーパーカムイ」運転開始に伴い、
781系の定期運用が終了しました。北海道という厳しい環境の中で走り続けた781系、
また一つ、国鉄時代の名車両が引退します。

高校卒業時に周遊券を使って旅行したときの一枚。
(こらむ「北海道遠征記」より)
札幌停車中の「ホワイトアロー」。
当時国鉄からJRに移行して1年ぐらいで、
まだ国鉄色の時です。「ホワイトアロー」も
この後785系の「スーパーホワイトアロー」に
置き換えられたので写真的にはしょーもない写真ですが
個人的には貴重な写真です。
旭川停車中の「ライラック」。
国鉄色の781系の写真はこの2枚しか残っていません。
非常にわかりにくいですが「絵入りヘッドマーク」が
懐かしいですね。



こらむ『大遠征日記』から781系の写真を再編集しました。
遠征行程の都合上、ほんの数箇所でしか撮影できませんでしたが、
定期運用最後の力走、ごゆっくりご覧下さいませ。



特急「すずらん」。
10月の改正後は785系に置き換えです。



屋根上の発電ブレーキ用抵抗器で
高速域からのブレーキ力を確保しています。



特急「ライラック」。
いつの間にかシングルアームパンタグラフに変更されています。



札幌寄りの先頭車は「指定席のUシート」。塗装も変更されています。









10月からの定期運用がなくなり、今後の動向が気になります。





そしてもう一つ、今回の改正で特急「まりも」が臨時列車化。
これで道内間の定期夜行列車が消滅した事になります。
「大遠征日記」で訪れた時はまだ発表されていなかったので、
知った時はショックでした。道内の夜行列車は気動車の中間に
14系客車を連結した特異な編成で、混結編成は最近では珍しく、
魅力でもありました。



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