このCフィルに入団して2年と3ヶ月。5回目のステージです。
しかし今回は1ヶ月前に別オケの定期演奏会本番を終えたばかり。
まさか10月11月と立て続けに定演にでる事になろうとは思ってもいなかったけれど、気が付いたら勢いでこんなことになってました。┗(^▽^*)
前述のMオケの短期集中的な練習(ここは3ヶ月の駆け込みで練習回数も少ない分、1回の練習時間は全日制)とは対照的に
このCフィルは毎回練習には半年かけます。1回の練習は3時間弱とそう長くはないものの、基本週1回ペース。
・・・だから余裕で安心。。。
なーーーーーーんてとんでもございませんっ!!!!!σ( ̄∇ ̄;)
毎回こりもせず、「今回はヤバイ」「今度こそモロピンチ!」と危機感を背負いながらの練習です。
それに加え、今年からは「弾く」だけでなく、運営に携わる「役職」にもつかなくてはならなくてはいけないので
なんというか・・・いろんな意味で大変なのです。
(学校でいうと、生徒会・PTA役員/マンションでいうと管理組合・理事会/会社でいうと取締役会 のようなものです)
なので通常の練習だけではなく、この「役員会」というのも時々開催され、召集されるわけです。
ちなみに私は団の財政を管理するお役目。ミッションは各団員から団費を徴収し、経費の精算をし、
指揮者やトレーナーに練習後に謝礼を渡し、団の口座を管理し、毎年予算をたてる。。。というもの。
団費の長期滞納者には督促状を送り、退団、休団を申し入れた者には精算依頼をするという「取立て?」系のお仕事もたまにあります(^^)
まあ、だんだん慣れてはきたものの、当面3年間くらいはこのお役目につかねばならぬとのこと。
あーあお金の勘定苦手なのに、たぶん得意そうに見えるんだろうなあ。。。。
ま、団長やパートリーダーなどと比べたら全然楽な仕事だと思って、しばらくは身を捧げます
・・・とちょっと寄り道しましたが、今回の演目は以下の3曲です。
・ 「はげ山の一夜」 ムソルグスキー(リムスキー・コルサコフ編)
・ 「小組曲」 ドビューシー
・ 「交響曲第4番」 チャイコフスキー
一ヶ月前のボロディンといい、今回のチャイコ、ムソルグスキーと、ここのところロシアづいてる♪♪
これは余談ですが・・・
わがCフィルの常任指揮者は月日ともに頭頂部が寂しくなってきているため、
これまでに「はげ山の一夜」なんて恐ろしくて選曲できなかったが、今回は客演指揮者なので
ここぞとばかりにはげ山がプログラムに浮上した・・・・なんていう噂も( ̄m ̄)
ま、とにかく超難関なのはメイン曲であるチャイ4!!!
練習初めの頃からトレーナーの先生が「難しいからね」と言ってるだけあって
うえーー(><)ほんと リズムの取り方やら大変!、
ロシアらしい独特の音を、
こてこてと、ベターーーーっと弾け と毎度言われる。(どうも我々はさわやかに楽しそうに聞えるらしかったですね)
本番2ヶ月前の合宿のあたりから、指揮者センセも「こいつら大丈夫か?」と不安も本気モードになってきたのでしょうね。
「チャイコの仕上がり具合によってはアンコールはやらないかも(アンコールの練習までする余裕がない)」とまで宣言されてしまったのですから・・・!
そして容赦なく本番は近づくものの、
私事ではありますが、1ヶ月前の別オケ(Mオケ)の本番で、精魂尽き果ててしまったせいで
まったく力が湧かず、風邪もひくし、体はぐったり。練習に行くのが精一杯という感じでした。(x_x。)
危機感だけは増していくのに、体力気力が対応できず、どうしようもない。。。というちょっと今までにないパターンに陥っておりました。
そして、焦りを通り越して「あきらめ」に近い心境に至ったのかも。
本番前日の金曜の夜には友人の出る他のオケの演奏会を聴きにすみだトリフォニーでまったりと過ごしてました。
だってねー。どうせ早く家に帰っても練習にもならないし(ーー)、
13:00
会場集合(荻窪 杉並公会堂)
時間も場所も前回と同じなので、流れは慣れてます。
これは助かる♪
13:45 − 16:45
ステージセッティングの後、ステージリハーサル。
残された練習時間はもうこのステリハだけ。
ああ。。。やっぱり。指揮者の不安が伝わってくるようです。時間ギリギリまでみっちりです!!
17:00
楽屋に入って、お弁当タイム。
リバーサルが長い分、体力も消耗してるのでしょうか。めずらしくお腹空いてる!
適当にダラダラしながら、化粧直しして衣装に着替え始める。
18:00
開場 あと30分でスタート
リハがおして本番までの待ち時間がそれほどないせいもあるし、あきらめてるせいもあるのか
今のところいつもよりは緊張感がないかも。。。。(もちろんかなりドキドキはしてるんだけど)
あとは本番中に弦が切れたりしないことを祈る☆てとこですかね
18:20
舞台袖で待機&チューニング
18:30
開演
ステージ上へ。着席。
おおっ。。。(><)スカートの裾の内側にヒールがひっかかるぞ!( ̄ε ̄;|||・コケそう
コンマス入場。拍手。チューニング ♪Aー♪
指揮者入場 拍手、一同起立。
スタート!
【 演目1 ムソルグスキー 「はげ山の一夜」 】
聖ヨハネ祭の前夜(ちなみに6月23日)、魔物たちの乱舞大騒ぎ
オドロオドロしい雰囲気ですがこの曲はかなりメジャー♪
弾く方もかなり忙しいけれど、最初にやるのにはこういう方がやりやすいんですよね♪
最後の方はクラリネットやフルートの聴かせどころ♪
ヴァイオリンにとってはうれしい長ーい休符。でも管楽器のソロに聴きほれ出番を忘れそうになるので注意です。
【 演目2 ドビュッシー 「小組曲」 】
ドビュッシーってなんとなく食わず嫌いというか。。。あまり知らないのに苦手意識のある作曲家の1人でしたね。
印象主義がニガテってこと?
でもこの曲は「ドビュッシーにしては親しみやすい」と言われているだけあって(長すぎないし)好きでした。
4楽章からなるものの、全部で15分足らずの文字通りの小曲集。
しかし、ガシガシ弾きまくる曲とちがって、おフランスっぽく優雅さや繊細な雰囲気とか出すのは一苦労。。。
このへんはトップの方たちにお任せして、振り付けに専念♪
ここで前半終了
15分の休憩
一旦楽屋に戻る。以下、楽屋内での会話。
「ふう。。とりあえず第一部はなんとか終わったけど、問題は次のチャイコだよね」
「あーあ、これでCフィルも一気に評判ガタ落ちだよねえ~」
隣で弾いてた同じプルトのTさん
「メガネかけるの忘れちゃって〜!!楽譜の細かいとこやボウイングが見えなくてすっごいあせっちゃったーー><。」
おお、Tさん それは大変。でも隣にいて気が付かないほど堂々とした弾きっぷりでしたよ。
【 演目3 チャイコフスキー 交響曲第4番 】
チャイコフスキーの交響曲は4・5・6番が有名だとされていて、(ちなみに6番の「悲愴」が最もメジャーかな)
これは、少なくともチャイコファンにははずせない曲のひとつです。
私にとっては知らない曲でしたが、やってみると、メリハリはあるし(さすがチャイコさま)退屈するような曲ではないと思ったけど
まあ、とにかく期待を裏切らないムズカシさ。
金管の聴かせどころも多いです。冒頭からいきなりだし。
あ。。。でも冒頭のホルンちょっとすべりましたね(^^)
・18分もある長〜い重〜い1楽章 (8/9拍子に泣かされた(><。) 最大の関門)
・チャイコ節コテコテの2楽章 (ロシア演歌みたいなイメージを持ってるけど・・・ 寂しく美しい旋律)
・ピチカートだけの3楽章 (酔っ払いを表現したという独創的な楽章)
・勢いとゴリ押しの4楽章 (爆発にまぎれて、ある意味ごませるかも?という期待が)
とりあえず鬼門も1楽章さえ終わってしまえば、あとはお好きにどーぞ みたいな
でも、指揮者の顔みてると、1楽章が終わったら背中の重しがとれたかのような雰囲気。
でもまあ、この本番の時が全員一丸となり、一番集中して演奏してました(当り前だけど)
なので当初恐れていたほどのひどい出来ではないんじゃないかな~~~
少なくとも練習の時よりはずっといい♪
2、3楽章もなんとかやりすごし、最終の4楽章。
この楽章は譜面に書いてあるとこを全てまともに弾こうとすると、死んでしまうので
要所要所で気合を入れるピンポイント作戦を決行。
どうせ殺人的な16分音符を律儀にやっても金管がジャカジャカうるさい部分なのでわからないわからない~♪♪
それにこのへんまでくると、さすがに疲れてきますからね。
でもこの曲のいいところはまたしても「イケイケどんどん系」で盛り上がるだけ盛り上がって激しく派手に終わるところです!
この派手な終わり方のおかげ(?)で、終わったとたんに、ものすごい拍手と「ブラボー!」が。。。
あーーー。よかったあ。。。
お客さんみんな笑ってるし(o^∇^o)ノ
うん。でもやっぱり一番ほっとしてるのが指揮者の先生でしょう。
「まーったくもう、どうなることかと思ったぜい。。。。でもよかったーーーー(ため息)」← きっとこんな心の声。
指揮者再び登場
アンコール開始
【 アンコール 白鳥の湖より「ワルツ」 】
直前まで「やらないかもしれない」と不安定な運命にたたされていたこの曲。
しかもアンコールにしては長い!
そして数えるほどしか練習もしていない。
けど・・まいっか。アンコールの宿命♪ これはまた金管にブイブイ鳴らしてもらって、あとは勢いです。
20:00頃
終演。
全員客席に向かって起立+お辞儀
はぁ~(⌒▽⌒;)
危機的状況にさらされながらも、なんとか今回も終了です。
けっこう演奏会ってギャンブルなんですね。もう。。。
21:00
荻窪の駅近くで打ち上げ
ああやっぱりビールがうまい!
この席で指揮者の先生の挨拶の言葉がこれ。
「本番の時のみなさんの集中力には大変驚きました!本当に練習の時と同じ団員の方たちなのですか!?」
やっぱり(- -;*)ゞ
・・・まあ、ここも本番に強いオケだったということですね
23:30
打上げ終了。
最近、この荻窪に引っ越したという団員のお宅拝見をした後に帰宅。
残念ながら中野で終電終了。タクシーで帰宅。
以上で今回のレポート終了です。
やれやれ これで今まで床に散らばっていた楽譜たちもお蔵入り。
しかし、また次があるんですよね~。こんどのプログラムはかなり地味系なのでお客さんもどれだけ入るかわかりませんが
はじめての協奏曲も体験します♪ 年末年始はまた譜読みですねー。
(2008年11月)
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