「国境の南、太陽の西」の風景




<高校の屋上>

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"僕"は高校の屋上で、友達からコンドームを手に入れていたことについて、イズミに詰問される。

 作品の舞台は、(イズミの従姉の住んでいた)京都に近い港街、すなわち神戸ということになります。作中の高校については山の上にあり、町と海とが見渡せ、港も見えると記述されています。村上春樹氏が通っていた神戸高校(マップ)はまさにこの条件を満たします。
 さて、この"「国境の南、太陽の西」の風景"ですが、この高校屋上からの写真をアップするために作ったようなものです。それほどこの写真はお気に入りの一枚です。神戸の撮影旅行の中でも、最高傑作だと自負しております(笑)。
 ちなみに、実際に高校の屋上に侵入したわけではないんです。実は、高校の裏山から撮影を行いました。裏山と行っても、舗装された急な坂道のてっぺんでして、山中に分け入ったわけではありません。実際にこのビューポイントは容易に訪れることができます。
 ここから眺めると、手前に神戸高校の屋上、そして遠くに神戸の港を見渡すことができる絶好の場所です。私が訪れた日は幸運なことに天気も良かったので、イメージ通りの写真を撮影することができました。"「ノルウェイの森」の風景"の<港へ向かう坂道>の方も御覧下さい。







<東京に向かう新幹線>

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"僕"は高校を卒業し、東京の大学へ進むことになる。
東京へ向かう新幹線の中で、自分がイズミにしてしまったことについて考える。

 これは作中に「東京に向かう新幹線」と書かれているので、その通りに撮影しました。これは名古屋を過ぎたあたりの写真です。夕焼けが綺麗でした。







<青山墓地>

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二十年振りに、"僕"は街なかで偶然にイズミを見る。
タクシーに乗ったイズミもまた"僕"を見つめていた。

 このシーンは、作中に「青山墓地」と明記されています。もちろん青山墓地にて撮影を行いました(マップ)。私の中では外人墓地のようなものをイメージしていたのですが、普通の日本的な墓地でした(笑)。かなりの広さでして、真ん中を長い車道が縦断しています。ちなみに作中には、"僕"がマンションの自室の窓から青山墓地を眺めるシーンが出てくるのですが、まさに青山墓地を望むことのできるデンマークハウスという高級マンションを村上春樹氏は事務所として使っていました。恐らくここからの眺めをイメージして書いたのでしょう。