特別講座3 介詞



 T  」の用法
 
 
[訳] 1.私は日本から来たのだ。
2.バスはここを通る。
3.寮から教室までどれぐらいありますか?

 まずは場所を指定する「cong(2声)」の使い方を少し補足しておきましょう!

1.

これはSTEP編でも勉強した、
起点となる場所をあらわす場合ですね。
  cong + 場所 で 「〜から」 という起点の意味を表します。

2. 続いて、通過点を表す用法です。
この場合、1.の起点を表す場合と区別する際のポイントは、
後ろの動詞に注目してください!後ろに、「経過」「通過」「走過去」などの通過を表す動詞が来た場合、この時の「cong」は通過点を表します。
  cong + 場所
+ 通過を表す動詞 で 「〜を」 という通過点を表します。

3. 「〜から〜まで」を表す言い方です。
1.と同じく起点を表しますが、「〜まで」という介詞「到 dao(4声)」を同時に用いた、非常に便利な表現です。しっかりとマスターしておきましょう!

  cong + 場所(起点) + 場所(終点) で 「〜から〜まで」の意味を表します。


 U 方向を表す介詞
 
 
[訳] 1.お父さんとお母さんに宜しくね!
2.交差点を左に曲がれば着きます。
3.私は泣きながら彼に手を振る。

 続いて、方向を表す介詞を勉強しよう!

1.

方向を表す介詞のひとつ「
xiang(4声)」を用いた表現です。
動作の向かう相手、例えば
「場所」「目標」「人物」などを導きます。
「例」 水低処流  水は低いところへ流れる。
     
目標前進  目標に向かって前進する。
     
他要銭    彼に金をせがむ。   

2. 続いて、「 wang(3声)」を勉強しましょう。
「往」の基本的な意味は
その方向に移動する事です。従って、後ろには方位や場所を表す語が選ばれ、人物などは用いる事ができません。 3.の「朝」との違いをよくマスターしておいてください。

3. 最後に「 chao(2声)」を勉強しましょう。
「朝」の場合は「往」とは違い、その
方向に向かってというのが基本的な意味です。ですから、ある方向を向くだけで、移動する意味がない場合は、「往」ではなく「」を用います。


 V 対象を表す介詞
 
 
[訳] 1.私は彼にこの事を言った。
2.この件に関して私は興味が無い。
3.私は中国の歴史に関する本を読んだ。
4.私は何れにせよ行くつもりだ。彼が行くかどうかは彼自身が決める。

 最後に、対象を表す介詞をマスターしよう!

1.

この「
dui(4声)」はSTEP:23で勉強しましたね。忘れた人はもう1度STEP:23を復習してください。
 後ろに人称代名詞が単独で付く場合、 2.で勉強する「対于」は用いる事ができませんので注意してください。 

2. ただ単に対象となる事物を言うときは、この「対于 dui(4)yu(2)」を用いて表現します。
基本的にこの「対于」は「対」に置き換える事ができますが、その逆は制限されますので注意してください。(↑)


3. 対象の内容にまで踏み込んで言うときは、「関于 guan(1)yu(2)」を用います。
この場合、
ただの本ではなく、中国の歴史に関する本というように内容にまで踏み込んでいるため、「関于」を用いて表現しているわけですね。

4. 最後に、「〜に至っては」という意味を表す「至于 zhi(4)yu(2)」です。
「至于」の用法の特徴としては、基本的に別の話題を導くときに用いられます。

[補足] この例文に出てくる「 you(2)」も介詞のひとつです。その動作の行為者を言う場合に用います。





特別講座編 1. 「有」と「在」 2. 重要な副詞 3. 介詞
4. 結果補語 5. 方向補語 6. 補語の可能/不可能 7. テスト
8. テスト解答/解説 9. 受験テクニック 10. 存現文 11. 量詞、反復疑問文
12. Q&A 13. 駱駝祥子1 14. 駱駝祥子2 15. 駱駝祥子3



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