| 過去問題集についてですが、できるだけ早い内、できれば出願を決める前に一度解いておいた方がいいと思います。HSKは獲得した得点によって級が分かれるので、不合格ということはないと思いますが、中国語検定試験などは、完全に「合格」「不合格」が分かれます。 たとえば、1ヵ月後に中検3級を受験するとしましょう。 問題集を買ってきて、一度だけ解いてみて、獲得点数が 合格基準の半分にも満たない場合 受けても無駄!1つ下の級にするか、次回まで待つのがベスト。 理由は簡単、まだ3級に合格できるほどの力がないのです。たった1ヶ月で合格基準までレベルを上げるのは至難の技。 合格基準の50%〜70% 考え直した方がいい!1つ下の級は確実に合格できるので、2つ同時に受ける手もある。 これは微妙なところですが、合格基準の7割しか取れないというのは、1ヶ月で何とか基準点ギリギリまでレベルを上げても、「合格」できるかは確実ではないと思います。 合格基準の80%〜150% 受験しよう! 1ヶ月前に80%以上なら、「合格」できる確率はかなり高い。 過去問題集の使い方ですが、出願前に自分のレベルを知るためにやるだけで、一々内容を勉強する必要はないと思います。確かにHSKは過去の問題がたまに出るようですが、中検の場合その可能性はかなり低いと思われます。私も中検は一番下の準4級から受験してきましたが、過去問と全く同じ問題が出たという経験はありません。ですから時間があれば一々やるに越した事はないのですが、過去問だけを勉強して試験に臨むというのはかなり無謀ではないかと思われます。 |
| 制限時間についてですが、HSKと中国語検定試験では大きく違います。中検は最初にヒヤリングがあり、その後残りの時間を筆記のすべての設問に当てる事ができますが、HSKは「文法」「閲読」「総合」それぞれに制限時間が与えられており、勝手に先に進む事も、また前の設問に戻る事もできません。そこで、ここではHSKについての時間分配法を伝授しましょう。 60分の制限時間なら、40分で解く。その後15分で見直し、最後の5分は寝てしまおう! かなりむちゃくちゃですが、不可能ではないと思います。私は実際このよう(↓)にやりました。
1.文法 問題数30問を20分で解くなんか、元々不可能な話なのだ!私はこの制限時間にかなり不満を持っていました。だから、ムカツキが後押しして、ほとんど考えずに一気に解いてしまった、、、解いたというより、見た事のある単語や、こんな感じの文を見たことがあるという感覚だけでマークシートを埋めていきました。とにかく一々考えていてはとてもじゃないけど全部解くのは不可能。そこでいきなりやけくそ攻撃を仕掛け、見直しもほとんど適当にざっと見通すという感じで、あとはゆっくり休みました。 2.閲読 これは苦しかった。最初は元気があるのだが、先に進むにつれてだんだん疲れてくる。まだ終わらないのか、まだあるのか、これ作ったやつバカじゃないのか!という感じで、イライラしながら解きました。とにかく長いし、問題が多すぎる。とてもじゃないけど集中力が持たない。そこで、テクニックの1つ「最初に問題に見て、そこに含まれている単語を文章から探し、そこだけ読む」を使いまくりました。文章の意味が分からなくても、答えが合えばいいのだから楽なものです。私の場合文章の意味なんか全く分からないまま、同じ単語をひたすら探して、少しだけ頭を使って考えて選択肢から答えを探す。これを繰り返しましたね。見直しもたぶん15分もかけていないと思います。あとは爆睡状態。次の「総合」が始まるときに、監督の人に起こされました。ハハハ。 3.総合 私が一番苦手な、同じような意味の単語の中から最も適当なモノを選ぶ問題があります。これは完全にカンで解きました。苦手なものは考えても無駄。全然時間を掛けず、一気にマークシートを埋めていきました。最後の漢字を自分で書くところは、分かるものだけを書き、後はパス。マークシートでない限り、カンも通用しないのです。さっさと諦めて適当に見直し、後は試験が終わるのを今か今かと待っていました。 人それぞれ色々なやり方があると思いますが、私の場合は初めてのHSK受験ということで、ほとんど何の対策もしないまま、いきなりテストに臨むというむちゃくちゃなやり方でした。テスト中に爆睡するなど他の受験生に対して全くもって失礼な行為連発でしたが、まあ人それぞれということで、、、ハハハ。今後はできるだけ寝ないように頑張りたいと思いますが、あのカリカリという鉛筆の音が心地よくてねぇ。皆さんは眠くなりませんか?私だけかな。ちなみに結果はとりあえず8級合格でした。 |
| これは受験の際に絶対頭に入れておかなければならない事。分からないものにいくら時間を掛けても、分からないモノは結局分からないのだ。はっきり言って時間と労力の無駄。ただ迷うだけで、せっかく本当の正解を選んでいても、間違いの方に選び変えてしまうという非常に勿体無い事をしてしまう事が多いのだ。一々考えても無駄!自分の勉強不足だと割り切ってしまいましょう。 ここで1つ意外と役に立つ受験テクニックを伝授しましょう。 マークシート形式の場合にしか使えませんが、例えば問題が5問あったとして、3問同じ番号(自分が選んだ選択肢(答え))が続いた場合は、4問目に同じ選択肢番号が来る確率はきわめて低い! 「例」 1.(1) a (2) a (3) a (4) ? (5) ? この場合(4)の答えは、自分の考えによほど自信がない限り、「a」ではないのです。だから「a」を除いた他の中から選ぶほうが正解確率は高くなるわけですね。 |
| 精神論ではありますが、自分が今までやってきたことに誇りを持って試験に臨みましょう。結局は経験、勉強時間がモノを言うのです。試験直前にあたふたしても無駄。開き直って試験に臨めばいい結果が生まれるものです。個人的な意見ですが、試験前にテスト会場で時間ギリギリまで参考書、問題集を見直したりしても意味がないし、私にはそういう行為が滑稽に思えて仕方ありません。テスト会場に入った後は、ドンと構えていればいいのです。ギリギリまで必死で見直すのは気が小さい証拠。よく「直前に見たところが出た!」などと言う人がいますが、そんなものは直前に見ていなくても結局自分に力があれば解けているのです。「あれをやっておけば、、、」「後少し時間があれば、、、」などと言っていてはダメ。できなかったのは結局自分の勉強不足。うだうだ言っているようでは上を目指せませんよ!それから、テスト後にまた参考書、辞書を見直したり、「あの問題はどうした?」などと言っていてはダメダメ!終わったものは終わったのだ。そんな事を言っている時間があるなら、酒でも飲みに行って一気に気分転換をして、今まで頑張ってきた自分を労ってあげましょう。 ※タブー行為※ 1.試験会場で開始直前まで参考書などを見直す。 2.テスト終了後にまた参考書などを見直す。 3.テスト終了後に「あの問題はねぇ」などとウダウダいつまでもこだわる。 |
ここでは私の痛い体験を紹介しましょう。受験の際頭に入れておくべきことは「ひねくれるな!」という事です。「ひねくれる」という言い方が適切かは分かりませんが、ここではあえてこう言っておきましょう。一体どういうことなのか、、、先ずは下の2問を解いてみてください。
どうですか?簡単な問題ですが、自分の答えに自信がありますか? 1.A 正解はAらしいのです。 私はBを選んだのですが、何と正解はA。信じられませんでした。これはどう考えてもおかしい。男が英語を勉強しているというのは本人自ら言っているわけで、まず1人は確実に英語を勉強しているのです。問題は女の方。彼女はアメリカ人の留学生で、何を勉強しているのかは分かりませんが、アメリカ人なら英語は勉強しなくてもいいはずです。そこで私は男だけが勉強していると考え、迷うことなくBを選びました。ところが先生から「正解はA」と言われ全く納得がいきませんでした。先生曰く「アメリカ人でも学校で英語を勉強しているはずだ」と言うのです。我々日本人でも中国人でも小学校から自国の言葉の授業があるというのです。確かに日本では「国語」という授業があり、漢字などを勉強しました。でも、それとこれとは、、、どうも納得がいきませんが、「ひねくって考えてはダメ」とのことで、結局正解はAとなりました。でも、どっちがひねくれているのやら、、、 2.B 正解はBらしいのです。 私はCを選びました。その理由は、「包子」があるかどうか分からないじゃないか!ということ。皆さんそう思いません?もしかしたら「包子」がなく、女は仕方なく「餃子」を食べるかもしれません。そう考えると、答えはよく分からないからCとなったのです。しかしここは素直にBを選ぶのが適当だということでした。とにかく「ひねくって考えたら答えは出てこない」ということを何度も言われました。 私はこういった経験を通して、試験の際には一々考えず、どうせこれになるんだろ!という感じで選択肢から答えを探すようにしています。試験というモノは自分の納得が行こうが行くまいが、結局は得点を稼がないといけないのです。自分の意見を通そうとすると、結局痛い目を見るのは自分自身なのです。 |
| 特別講座編 | 1. 「有」と「在」 | 2. 重要な副詞 | 3. 介詞 |
| 4. 結果補語 | 5. 方向補語 | 6. 補語の可能/不可能 | 7. テスト |
| 8. テスト解答/解説 | 9. 受験テクニック | 10. 存現文 | 11. 量詞、反復疑問文 |
| 12. Q&A | 13. 駱駝祥子1 | 14. 駱駝祥子2 | 15. 駱駝祥子3 |
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